RASもRASISもシステムの信頼性の用語をまとめたもの。RASはRASISの頭3語のみを指す。
R | Reliability | (信頼性) | 滅多に壊れない | 平均故障時間 |
---|---|---|---|---|
A | Availability | (可用性) | 使いたいときに使える | 稼働率 |
S | Serviceability | (保守性) | すぐに直る | 平均修理時間 |
I | Integrity | (完全性) | 破壊・改竄無く正確である | - |
S | Security | (安全性) | 不正アクセスを防止する | - |
- 平均故障時間MTBF(MeanTimeBeforeFailure) = 稼働時間/故障回数 = 1/故障率
- 稼働率 = MTBF/(MTBF+MTTR)
- 平均修理時間MTTR(MeanTimeToRecover) = 修理時間/故障回数
滅多に壊れない(MTBF大)ものでも、すぐに直せない(MTTR大)ならば、稼働率は低い。
CIAは情報セキュリティの三大要素を表したもの。
C | Confidentiality | (機密性) | 許可あるものだけが使える |
---|---|---|---|
I | Integrity | (完全性) | 破壊・改竄無く正確である |
A | Availability | (可用性) | 使いたいときに使える |
完全性を確認するために、ハッシュと暗号を使ったメッセージ認証コード(MAC)を用いる。
また機密性を確保するために暗号を用いる。なお速度面を考えると共通鍵暗号を使いたい。
暗号 - 別館 子子子子子子(ねこのここねこ)
機密性を上げると、基本的には不便になるので可用性が下がる。
可用性を上げると、どれが本物か分からなくなる状況が生じ得るので完全性が下がる(気がする)。
完全性を上げると…、バージョン管理が面倒なので可用性が下がる(かな)。
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