RASIS・CIA

RASもRASISもシステムの信頼性の用語をまとめたもの。RASはRASISの頭3語のみを指す。

R Reliability (信頼性) 滅多に壊れない 平均故障時間
A Availability (可用性) 使いたいときに使える 稼働率
S Serviceability (保守性) すぐに直る 平均修理時間
I Integrity (完全性) 破壊・改竄無く正確である -
S Security (安全性) 不正アクセスを防止する -

滅多に壊れない(MTBF大)ものでも、すぐに直せない(MTTR大)ならば、稼働率は低い。



CIAは情報セキュリティの三大要素を表したもの。

C Confidentiality (機密性) 許可あるものだけが使える
I Integrity (完全性) 破壊・改竄無く正確である
A Availability (可用性) 使いたいときに使える

完全性を確認するために、ハッシュと暗号を使ったメッセージ認証コード(MAC)を用いる。
また機密性を確保するために暗号を用いる。なお速度面を考えると共通鍵暗号を使いたい。
暗号 - 別館 子子子子子子(ねこのここねこ)

機密性を上げると、基本的には不便になるので可用性が下がる。
可用性を上げると、どれが本物か分からなくなる状況が生じ得るので完全性が下がる(気がする)。
完全性を上げると…、バージョン管理が面倒なので可用性が下がる(かな)。
http://isadv.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_f670.html

2014 徹底解説ネットワークスペシャリスト本試験問題 (本試験問題シリーズ)

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