写真ファイルのEXIF情報にコピーライト情報を追加する安価なやり方(Mac & CUIツール版)

コピーライト情報を追加する先は、正確には EXIF 情報ではなく TIFF 情報と IPTC 情報なんですけどね。まあどーでもいいです*1
また今回も前回と同じく ExifTool を使います。

コピーライト情報を追加する手順

まずExifToolをインストール

やはり Homebrew を使って

$ brew install exiftool

で。

コピーライト情報を写真ファイルへ上書きする

書き込みたいコピーライト情報が 2018 ©riocampos だとすると

$ exiftool -copyright="2018 ©riocampos" -overwrite_original /Users/riocampos/Pictures/target_photo_file.jpg

で OK(いわゆる「まるしー」が © とかに文字化けしてるかもしれませんけど、はてなダイアリーの都合*2なので気にしないでね)。-overwrite_original オプションは上書きするためのものです。上書きせずにコピーライト情報を入れた新規写真ファイルを作るのならば省いてください。
また、実行するとこのような警告が出ます

Warning: [minor] Entries in IFD0 were out of sequence. Fixed. - /Users/riocampos/Pictures/target_photo_file.jpg

が、単に「情報の書き込み先が無かったから追加したよ」という意味なので気にしないで。

書き込めたか確認

確認も ExifTool で。

$ exiftool /Users/riocampos/Pictures/target_photo_file.jpg
 :
Copyright                       : 2018 ©riocampos

はい、大丈夫ですね。
もしくはプレビューの「インスペクタを表示(⌘I)」で表示したインスペクタの IPTC またはTIFF タブで表示されます。

自分のモノだと主張することはホント大事

残念なことに「Webに上がってる写真はフリー素材」と思ってるひとは非常に多いようです。つまり、写真をフリー素材として扱われないために、写真をWebへ上げる場合には対策を講じる必要があります。私なんぞだと盗まれるのは写真ぐらいしかありませんが、イラストや動画をアップロードすることがある人はもっともっと注意してください。

*1:実際分かってない

*2:はてダの問題点:EUCで未だに作られてる