FireRACK RAID 2Bay（DataTale RS-M2QJ）買ってみた - 別館子子子子子子（ねこのここねこ）はてブロ部

Mac miniに繋ぐファイルサーバ用ドライブを当初はUSB接続HDD2台でSoftware RAID 1で行おうとしていた。
しかし、偶然だが使おうとしていたHDDの一方が故障していたために、ファイル共有で速度が全く出なかった。「これはUSB接続がまずいのか？」と思ってFireWireのHDDを探したのだった。
探していた時にちょうど目に入ったのがこのFireWire 800, 400, USB 2.0, eSATA対応（Thunderbolt未対応）のHardware RAIDケース。

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アミュレット：FireRACK RAID 2Bay -3.5インチ SATA HDD用リムーバブルHDDケース

アミュレット FireRACK RAID 2Bay RAID対応トリプルインタフェース外付けハードディスクケース(Mac OS 起動ディスク対応)

出版社/メーカー: アミュレット
メディア: エレクトロニクス
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これらはどちらも
DataTale® 2ベイ　スマートRAIDシステム RS-M2QJ
のOEM。RAID用ソフトなどはこちらからダウンロードできる。ただし日本語マニュアルはアミュレットのほうが良い。
そして、アミュレットがAmazonの倉庫から出荷できる販売形態だったので、送料のことを考えてAmazonで購入。
ケースなので当然ながら中身のHDDがない。この中に入れるドライブは、SeagateのBarracuda ST2000DM001にした。

Seagate シーゲイト内蔵ハードディスク Desktop HDD 2TB ( 3.5 インチ / SATA 6Gb/s / 7200rpm / 2年保証 ) 正規輸入品 ST2000DM001

出版社/メーカー: Seagate
メディア: Personal Computers
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最近WD Caviar Greenが好みなのだが、もともとファイル共有のHDDをUSB HDDで済まそうとしてBuffaloのこれを買ってきたのだ。

BUFFALO バッファローツールズ対応外付けハードディスク 2TB HD-LBF2.0TU2

出版社/メーカー: バッファロー
発売日: 2011/06/18
メディア: Personal Computers
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このUSB HDDの中身がこれだったので、相手も揃えておいた方がよかろう、と決定し、通販でもう1台購入。つまり、このUSB HDDはバラして、中のHDDだけを使うわけである。なおバラし方はここに詳しく載っている。
●バッファローHDD分解換装交換HD-LS,LB,LBF,LX,LXV,LSV,LBV/代替ACアダプター - レグザREGZA研究
ちなみにこのBuffalo外付けHDDは後継機種

BUFFALO 外付けハードディスク 2TB HD-LS2.0TU2J

出版社/メーカー: バッファロー
発売日: 2011/11/05
メディア: Personal Computers
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が出たおかげで安売りされている。ただ、ファン無しプラケースなので正直オススメはできない。

で、このケースRS-M2QJのインプレッションがほとんど無いし、RAID制御ソフトRAID MASTERについての情報もマニュアルだけなので、いちおう記録として残しておこうと思ったのだ（マニュアルで充分なのだが）。
なお、RAID MASTERは（アミュレットサイトにも記載されているが）Thunderbolt搭載のMacだと、Snow Leopardでは動作せず、Lionにする必要があるとのこと。
まず、上記のDataTaleのサイトにあるダウンロードから最新バージョンをダウンロードする。zipファイルを展開するとインストーラが出てくる。

ダブルクリックでインストール。

システムに影響するので要認証。

インストール後に再起動。RAID_MASTER_Mac.appが/Applicationsフォルダにインストールされている。

RAID MASTERを起動する。

RAID 1にチェックを入れて、

RAID構築ボタンを押す。

HDD2台両方でデータが消えるので警告表示。

構築が終わるとMac側で「フォーマットされていないディスクが繋がっている」と認識されるので警告表示される。

「初期化…」ボタンを押すとディスクユーティリティが起動する。

オプションボタンを押してGUIDパーティションテーブルを指定、フォーマットの種類はMac OS 拡張（ジャーナリング）を選択し、適用ボタンでフォーマット開始。

フォーマット完了。

RAID MASTERはリビルドできる状況になった。障害が生じた時には一方から他方へのコピーを行って復旧させる。

デバイス情報画面。

まだ詳しく使っていないので感想は差し控える。ひとまず底面にある冷却ファンが振動するため、置いた場所からノイズが響く。対策として、底面四隅にフェルト製のクッション材（椅子の脚とかに付けるヤツ）を貼り付けた。ノイズがほぼ無くなり、またケース底面の位置も若干上がったのでよいのでは無かろうか。

おまけ：xbench結果
FireWire800接続

Disk Test	49.23	
	Sequential	87.90	
		Uncached Write	127.71	78.41 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	98.67	55.83 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read 	47.67	13.95 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read 	152.28	76.53 MB/sec [256K blocks]
	Random	34.19	
		Uncached Write	10.16	1.08 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	179.05	57.32 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read 	129.77	0.92 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read 	189.38	35.14 MB/sec [256K blocks]

USB接続

Disk Test	33.83	
	Sequential	38.90	
		Uncached Write	45.08	27.68 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	40.41	22.87 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read 	24.61	7.20 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read 	65.41	32.88 MB/sec [256K blocks]
	Random	29.92	
		Uncached Write	9.68	1.02 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	78.23	25.04 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read 	126.62	0.90 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read 	103.42	19.19 MB/sec [256K blocks]